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「静かですね・・・」

劇場版名探偵コナン「緋色の弾丸」の延期が決まってとても残念な さんなん です。公開は2021年春だなんて・・・仕方ないにせよ、また映画を楽しみに日々頑張っていきましょう。



「静かですね・・・」




今日は、先日、面談の際に保護者の方が発したこの言葉について塾の方針を添えて共有をしていきたいと思います。お時間ある方、ぜひどうぞ。




スク玉の演習授業は開始の声かけはするものの、授業中は主に先生チェックのみ。傍で聞いていても、スク玉の授業は至って静かのようです。



当たりまえの日常と思っていたので、保護者の方に言われるまで気が付きませんでした。



スク玉はやる気を引き上げようとか、おだてたりとか
そういう考えは全くありません。



淡々と授業は進み、声を出すのは先生チェックの時の対話ぐらい。勉強以外の近況も話すことが多いので笑い声もありますが、それ以外は終始言葉もなく終了するときもあります。これはテスト直前、テスト期間外など関係なく、普段の授業から完全にそういう空気があるのだと思います。




外部からの圧力は短期的なものには有効かもしれません。しかし、受験を意識した時に、自分を自分で鼓舞できないとプレッシャーがかかる長期戦には弱いことを経験上知っています。



高校受験や大学受験をターゲットにすると、どうやって「長丁場」の戦いをやり抜くか、その視点からこのような雰囲気になったと思います。


 
やる気の有無で勉強のやり具合が変わってはいけないし、雰囲気に左右されて勉強の質が上下してはいけない。



先生に言われたから勉強するのも変だし、先生が怖いから勉強するのはもっと変だと思う。こんな雰囲気の中、特に成長期のボーイズたちはきっと耐えるだけでも大変だと思いますが、慣れてくるとそれも当たり前になっていくもの。




今日も塾の授業開始時刻より前に来て、席に着くなり自分の勉強を始める生徒たち。高校生は20時スタートなのに、1時間も2時間も早く来て勉強する生徒だっている。



 
彼らはどのように変化してきたのだろうか。


 
スク玉では、「自学力」を身につけてもらうことに重きを置いています。



教室の雰囲気以外で言えば、例えば中学生、高校生の定期テスト対策のときも、塾のやることは止めて自学の勉強時間を与えるのみ。



一般的な塾のように、
「ここよくテストに出題されるから暗記しなさい」、
「予想問題を作ってあげたから解いておきなさい」、
といった手取り、足取りの勉強はしていません。





「これだけは最低限」という予定表は渡しますが、その先の何をどれだけ勉強するかは各自の判断に委ねています。




人から指示される勉強ではなく、自分の意思と判断と行動で勉強していく。徹底的に試験範囲を学び抜き、反復!反復!反復!!



そんなの理想だ!と言われるケースも良くありますが、こういった指導をする塾は珍しいのかもしれません。


 
しかし、現にスク玉生の先輩方は、こういう自学を当たり前にやり抜き、自分の望むレベルに上がっていきました。




自学の習慣化も静かな教室作りと彼らのマインドも含めて作っていく。



先日、中1の女の子たちにこう聞かれました?
「先生、テスト勉強って何をやればいいですか?」



「どこからどういった形で出題されても、解けるように勉強しておいで。」と私は返答しました。



それでも、ちょっと困った顔をしていたので、「(仮想)中間テストってやったよね。あのテストで、どの教科も80点以上得点が取れるような勉強をしてごらん。?」と付け足すと、彼女たちは目を上に向けながら軽く頷きながら席に戻っていきました。



考えて勉強するのも大事なこと。その為に、中1生にも先にテストを受けさせました。すでにテストを経験した上級生なら、どの程度のレベルのテストかは経験済みですよね。それなのに1~10まで「あれやれ」「これやれ」では、考える力そのものを失う恐れもあります。




個人的には「予定表」も自分で作って欲しい。でも、現実問題、受験を知らない彼らではそれは難しい。彼らができることはできるだけ彼らに任せて、塾はそれをサポートする役目だと思っています。



ちなみにスク玉は、生徒一人一人のペースや能力に合わせることはしません。




だって、通っている中学校の順位で何番を取ったからと言って、通っている高校が地域でナンバーワンとかツーだからと言って、受験で「加点」になることはありませんよね。



「興道高校・津島高校に合格」
「愛教大・岐阜大に合格」
基本的にスク玉は全員が、これらを目標とした逆算ペースで進みます。



カリキュラムのベースを「普通の子(偏差値45前後)を小学生から育てていく」ことに合わせています。普通の子が国公立大学に合格できたら最高です。叶うことなら、自分でやりたいことを見つけて欲しいのですが、大学生になってからやりたいことを見つけてもいいとも思っています。


 
行きたい高校、行きたい大学が上記のレベルより上であれば、塾+αの勉強が必要になります。そこは対話で確認しながら、一緒に方向性を考えていくようにしています。




「静かですね・・・」




言われて気がついたことですが、今日も生徒たちは黙々と演習をしていました。




いい雰囲気です。



それでは今日はここまでです。毎日が勝負ですので、1日1日を大切にしていきましょう(^^)/。長文にお付き合いいただきありがとうございます。また明日。



 
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