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都立高校、入試の出題範囲を縮小

コロナ休校が始まってから、教育ニュースを確認することが日課になっている さんなん です。


連日のように教育ニュースに動きがあります。動きの遅い、いや慎重な愛知県はどう転ぶのでしょうか。

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東京都教育委員会は11日、来年度の都立高校の入試問題の出題範囲を縮小するほか、推薦入試の基準からスポーツなどの大会実績を外すことを決定し、都立学校に通知した。

国語▽数学▽英語▽社会▽理科-について、中学3年で学習する内容の後半部分を出題範囲から除外する。具体的には、国語は中学3年の教科書で習う漢字、数学は「三平方の定理」、理科は「太陽系と恒星」などが対象となる。
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都立高校では、どうやら入試問題の出題範囲を縮小するようです。詳しく調べて見てみると、
国語→中3の教科書で学習する漢字
数学→三平方の定理、標本調査
社会→公民分野の一部
理科→運動とエネルギーの力学的エネルギーや太陽系と恒星ほか
英語→関係代名詞のうち、主格のthat,which,who及び目的格のthat,whichの制限的用法


上記内容は出題しないようです。



中3で習う漢字は出題されないとなると・・・授業で扱わないわけにはいきませんが、入試で出題されないとわかっていと受験生は複雑な気持ちになるのではないでしょうか。



数学の「三平方の定理」も「相似」との組み合わせの図形問題が出せないとなると、バリエーションはかなり減ってきますね。英語も関係詞をやらないと長文問題ってできないような気もします。



これは問題を作成する側も大変そうです。この時期に入試範囲について言及するということは、入試問題作成のタイミングということでしょう。愛知県からの発表もあるのかもしれません。



ちなみに、
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山形県教育委員会は次の公立高校入試の学力試験について出題範囲や内容は変えない方針を示しました。

県教委は出題範囲などを変えない理由について「先月から授業が再開し、夏休みの短縮などで予定通りの学習内容を履修できる見込みのため」としています。
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このように出題範囲は変えない県もあるようです。個人的には従来の出題範囲から変えないで欲しいところですが、愛知県の発表を待ちましょう。



先にスク玉の方針を伝えておきます。



愛知県が都立高校に続くかどうかはまだ分かりませんが、県の決定に関係なく従来通りのカリキュラムで授業をやっていきます。



受験生は入試過去問と本気で向き合うことで、学力も自学力も伸びていきます。



その入試過去問には当然ながら今回削られるかもしれない内容を含みますが、入試問題は良問ばかり。これで学ばないなんてナンセンス。



特に数学、英語に関しては、高校に繋がる勉強であり、ここで精度を高めておかないと高校に入ってから困るのは本人さんたちです。




高校の授業の難易度は高い。かつ、授業も速いです。それなのに、来年度「今年は三平方は中学校で習ってないよね。うん、じゃあそこからじっくり教えるね。頑張ろうね。」って、いうことは100%ないでしょうね。
 


なんせ地元のとある公立高校1年生は、休校中の対応として「自分で教科書や参考書を読んで〇〇ページまで問題集をやっておいて!」という対応でしたからね。高校は中学校の事情は考慮しませんから。それどころか、きっと上位私立高校は範囲無視するのではないかと思われます。


だからこそスク玉は、従来通りのカリキュラムで授業をします。ブレずに進んでいきます。



それでは今日はここまでです。


ようやく高校生もあと1~2校を除き、定期考査の日程が発表されました。中学生に続き、高校生も目標を定めて、勉強を積み重ねていきますよ。


それでは、また明日(*^^)v。








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