スク玉ブログ

国語は"センス"より"素養"!スク玉小学部の名文暗唱5月課題は、「平家物語」「短歌②」

子どもの日に「ストライダー」を購入した さんなん です。運動させたいな~。バランス・体幹を鍛えたいな~。と思っていたところ、本人もすっかり気に入ったので、思い切って購入。うん、楽しそう。


今は、やっぱり“楽しい”が1番だよね。・・・で、気づいたら、一番楽しそうなのは親のほうだったりして(笑)。






さて、小学部は今月も名文暗唱に取り組んでいます。5月の暗唱課題は、「短歌②」または「平家物語」です。



短歌は、



(ひと)はいさ心も知らずふるさとは
花ぞ昔の
()にに((お))((い))ける 
紀貫之(きのつらゆき)


()ぬと目にはさやかに見えねども
風の
(おと)にぞおどろかれぬる
藤原敏行(ふじわらのとしゆき)


など、先月に続けて今月も5つ覚えます。



平家物語は、


祇園(ぎおん)精舎(しょうじゃ)(かね)の声、諸行(しょぎょう)無常(むじょう)(ひび)きあり。

沙羅(しゃら)双樹(そうじゅ)の花の色、盛者(じょうしゃ)必衰(ひっすい)(ことわり)をあら((わ))
す。

おごれる人も
(ひさ)しからず、ただ春の()(ゆめ)のごとし。

たけき
(もの)もつ((い))には(ほろ)びぬ、ひと((え))に風の前の(ちり)
に同じ。




どこかで聞いたことのあるような一説。だけどそれを、小学生がスラスラ暗唱している姿は、なかなか感動ものなのです。




「まだ意味なんてわからないんじゃないの?」

ーーはい、たしかに最初はそうかもしれません。




でも、“知っている”という素養が、のちの理解をグッと深くするんです。



今はただ音をまねるだけでもいい。
そこから、ことばのリズムを覚えて、言葉の美しさにふれる。




するといつの間にか、子どもたちの語感や表現力が、じんわり育ってくるんです。



暗唱の流れはこんな感じ!

①音読練習でリズムをつかむ

②文章を見ずに言えるようにチャレンジ

③少しずつ意味にもふれていく





4月も、本当に見事な暗唱が続出でした。「頑張って練習してきたんだな」と、聞いているこちらが感動するほど!




小学生のうちに優先すべきことは、目先の点数よりも“学力の土台作り”。名文暗唱では、その中でもとくに「言葉の芽」を育てることを大切にしています。




これでテストの得点がグンと上がる!?
ーーなんてことはありません。



でも、将来の想像力や表現力につながる“その先に繋がる力”を、今だからこそ丁寧に育てていきたいと思っています。




さぁ5月も中盤戦!今月の課題も、コツコツしっかり繰り返し練習していきましょう。言葉の力は、財産ですから!




(↑夏の暗唱練習の様子「五十音」)



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