スク玉ブログ
達成感のある勉強の進め方「ノートの取り方」

今日は、そんな教育現場でのお話です。
■達成感のある勉強の進め方
勉強って「どこまでやったか」が見えると、自然とやる気が出ますよね。
① ノートの使い終わった冊数を「見える化」
・ノートは広く使いましょう。
・余白をケチらず、見やすく、追記しやすく。
中学生のノートを見ていると、「モッタイナイ」というので行間を空けずに埋めてしまって、どっからどこまでが何?って感じのノートになっている生徒がいます。
しかも、詰め詰めで小さく書いたりすると自分でも見間違えて、漢字のミス、英語のスペルミスに気が付かず○つけしたり、計算ミスしたりすることはたびたび。
広く、見やすく使うことでそういったミスをなくせるのに、実に「モッタイナイ」ですね。
たとえば、詰め詰めで1冊終わるより、広く使って4冊終わる方が気分が上がります。
「ノート4冊分やったぞ!」という達成感は、次のやる気に直結します。
これは勉強の“見える化”なんです。
工夫一つで、継続力は変わります。
ただし、目的は成績向上です。ノートの取り方が上手かどうかは手段です。
仮にノートがぐちゃぐちゃで、他の人が読んでも理解できなくても、成績が順調に伸びているなら大丈夫でしょう。
私は採点するときに読めないのは×にします。また塾でも「間違い直しの仕方」も伝えますが、基本的に「絶対これしかダメ」って強制まではしていません。
このあたり、何が正解かは自分自身で考えてもらいたいところです。
「ノートを広くとること」の利点は
・分かりやすくなるので、頭に入りやすい
・追記がしやすい
・どんどんノートがなくなる
「いやいや、追記なんかしたことないわ」という人も多いでしょう。
それはもう勉強の質があんまり高くないとは思いますが、それでも成績が伸びている人もいますので、やはりノートの取り方って難しいところ。
② ビッシリ書き込む勉強もアリ
上とは逆で、「余白があると気が済まない!」タイプもいます。端から端までビッシリ書くタイプですね。
このタイプの子は、毎日「今日も1ページ埋めた!」という達成感が得られます。
ページが埋まる=勉強した証拠。
今日も勉強するぞ!と始めれば、ページの余白がなくなるまで勉強しないと気が済まない。確実に1ページ分の勉強時間は確保するようになります。
こうした“埋め尽くすルール”を自分に課すのも立派な習慣です。これもありかと思います。
繰り返しになりますが、勉強の目的は「成績を上げること」。びっしり埋めて、ちゃんと成績があがっているならそれも正解なんだと思うんですよ。
大事なことは、ノートの使い方も、時間の測り方も、やらされる勉強ではなく「自分で決めて続ける勉強」に変わると、自然と結果はついてきます。
「ああしなさい」「こうしなさい」というと、自分で、「何が足りないのか、何を変えなきゃいけないのか、どんな勉強をしたらいいのか」を考える機会をなくしてしまいます。
効率の悪い勉強も勉強です。
まずはやってみて、ダメだと思ったらどんどん改善する。
自分で考えて勉強をやっているうちは、無駄な勉強はありませんからね。
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