スク玉ブログ

中学生の教科書改訂について感じること

おかげさまでこの1週間だけで問い合わせが8件に驚いている さんなん です。ライバルが増えることは大変ありがたいことですが、ひと家族ごとに面談をしております。順番にご案内しておりますのでご迷惑をおかけします。



さて、今日は朝から名古屋の塾教材の展示会へ行ってきました。来年度の教科書改訂に合わせて、塾ワークも内容が一部変わりますのでその内容確認が目的です。良い教材があれば、取り寄せて吟味して要検討です。



小学生の教科書が今年の4月から変わりましたね。ボリュームが増えた分、算数の授業スピードが速いということはこのブログでもたびたびお伝えておりますよね。きっと算数以外の教科でも同じようなことが起きているはずです。




来年度は中学校の番です。
4月からの中学生の教科書改訂はどうなるのか?


・学習量が増える
・単元が下の学年に降りてくる

簡単に言えば、上記の2つです。



例えば、小学5・6年生は英語が教科に格上げされました。その為、本来であれば基本的な日常会話を中心に英単語600~700語をこの2年間で習うことになっております。また、文法で言えば、be動詞、一般動詞、疑問詞、can、過去形などの表現も扱っています。



それでも今年度は「英語で困っている」というご相談は皆無です。本当に大丈夫なんでしょうか??



英語に関しては、中学校の
定期テストの得点で一気に表面化するのだと考えています。中1の2学期から点数が下がってきた生徒は、きっとこれに該当します。それだけ小学生の内はテストも簡単なので、我が子が理解不足でも気が付きにくいのが原因だと思います。



そして、来年度の新教科書。数学なら中3の素因数分解や中2の確率、累積度数などが中1へ降りてきます。国語でも情報の読み取りとして、図やグラフなど資料を用いた文章を取り扱うことになります。



基準となっている学年は、現在の中学2年生です。
今年度から大学受験は「共通テスト」に変わります。しかし、これは現中2生が大学受験する入試制度の本格導入の一部なのです。現中2を軸として、教科書が変わり大学受験の出題も科目も変わっていきます。もちろん現中2以降はモロにこれに該当することになります。



今のところ大学受験制度の本格導入には、
・新しく「情報」という入試科目が始まること
・「英語」は四技能を評価するために外部試験を活用すること
と言われておりますが、正直まだまだ不透明なことばかりです。



大事なことは、今の我が子の学力をしっかり見極めること。「成績が下がってきたので、お問合せしました」というご相談が多いですが、その穴は思った以上に広い。通常の学校の勉強をしながら遡って復習することは難しく、夏休みなどまとまった時間がないと本人の負担が大きいのが現実です。



特に今年は、中1、2生は点数が伸びてこない現状があります。やっていない人は論外として、休校中の2か月の学習量の低下、それを補うための授業スピードが速いことが定着率を下げている気がします。一方でちゃんと検定対策をして、定期テストと両立している人もいますので、それもちゃんと伝えておきます。



ちなみにスク玉は冬休みは応用問題を解きますが、年明け1~3月は総復習の時間に当てています(テスト2習慣前はテスト勉強)。5教科全部の復習は難しいですが、冬休み中の爆裂会を含め再度基礎を固めたいと考えています。



それでは今日はここまでです。



どんな教材でも1冊をしっかりやり切ること(これは教材会社に怒られるやつか)。決してあれもこれもと手を出して、中途半端に解いたってダメですよ。



受験生は追い込みをかけている時期です。みんなよく頑張ってますので、その雰囲気を中1、中2も感じて欲しいです。それではまた明日(*^^)v。











(小学部 レプトン講座)


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