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【2025年度 愛知県公立高校入試|社会の分析】一宮市の学習塾「スクール玉野」より

こんにちは。愛知県一宮市にある学習塾「スクール玉野」のTKです。

 

本日は、2025年度 愛知県公立高校入試のうち、《社会》の出題傾向と問題構成について、教科別に少し詳しく解説いたします。


(画像はイメージです。若すぎるな。いつの写真だ?)
 


■全体の出題形式と傾向

社会は昨年同様、大問6つで構成されていました。

 

ここ数年、やや思考力を問う出題傾向が見られましたが、今年度は比較的知識中心の問題が多く、標準的な内容に落ち着いた印象です。地道に学習してきた受験生には、取り組みやすい問題だったのではないでしょうか。

 

とはいえ、相変わらず「ちゃんと読めば解ける」問題が多く、本文読解の丁寧さも問われています。


塾平均は、16.5点/22点満点(入試平均12.2点)でした。

 


■出題内容のポイント解説

【大問1・2:歴史】

  • 古代〜近現代までバランスよく出題。

  • 歴史資料を読み解く問題や、時代背景と出来事の関係を問う設問も出題。

  • 普通選挙法や壬申の乱など、教科書レベルの重要事項が中心でした。

  • 三美神やルネサンスなど文化史的要素も。絵画から時代を判別する問題もあり、知識+読解の力が求められました。
     

【大問3:日本地理】

  • 地形や気候に関する統計資料を読み解く設問。

  • 降水量・気温グラフの比較などは、細かな読み取り力と知識のリンクがカギ。

  • 県の形や気候の特徴を知っていれば解きやすい問題構成。
     

【大問4:世界地理】

  • 緯度や気候帯、国別統計などを用いた設問が中心。

  • 「インダス川」や「森林面積」など、細かな知識問題の正答は差がつきやすい印象。

  • 過去問でよく出る緯度の問題が的中。
     

【大問5:公民(経済)】

  • 景気変動・需給バランス・円高円安など、時事との関連性が高い単元から出題。

  • グラフや図表を読み取り、空欄補充や語句選択を行う形式。

  • 難易度は標準。復習しておけば対応可能。
     

【大問6:公民(政治・裁判制度)】

  • 裁判員制度や弁護士制度など、司法に関する基本事項が問われました。

  • 教科書レベルの知識が中心ですが、やや正確な理解が必要な内容も含まれていました。
     




■総評と今後の対策

2025年度の社会は、思考問題がやや減少し、基本〜標準的な知識力の差で得点が分かれる内容でした。丁寧な資料読み取りと、日頃の積み重ねが試される構成でしたね。
 

受験生の皆さん、ひとまずお疲れ様でした。

そして、2026年度の受験生に向けて──


今からしっかりと基礎を固め、「資料を読む力」「設問を正確に理解する力」を育てていきましょう。


 


💡この記事は、地元密着の学習塾「スクール玉野」(愛知県一宮市)がお届けしています。


入試情報や学習法、塾での日常の様子を今後も発信していきますので、ぜひ他の記事もご覧ください。


 

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