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【え!?小学生男子の5人に1人が「5時間以上」!?」】脳科学者・川島隆太教授が語る「スマホが子どもの学力を奪う理由」

スマホに読書の時間が奪われた さんなん です。10年前と比べ、明らかに読書時間は“右肩下がり”。そのぶんYouTubeとNetflixが"指数関数的”に伸びています。


いい意味では必要な情報を得やすくなったこともありますが、"スマホの誘惑に勝つ”自信はありませんね。





さて、先日“Yahooニュース”を見ていたら、タイトルのような記事を見ました。要点をまとめました。


ー・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
東北大学の川島教授による10年以上にわたる大規模調査で、「スマホの長時間使用が学力低下と脳の発達遅れを引き起こす」ことが明らかになっています。



■スマホ利用が1時間を超えると、極端に学力は低くなる!
脳の形のMRI写真を確認すると、ネットの利用時間が長い子どもほど、脳の発達が止まっていることが確認できた。



教科を問わず、論理的思考力・記憶力・集中力・読解力など、学習能力全般に影響がある疑いがある。



2時間以上勉強しても、スマホを3時間以上使うとチャラとなるデータもあるという。



■スマホ利用時間の実態
令和6年度の調査では、

・小学生で約4割、中学生で約5割が、学習以外の目的で一日にスマホを3時間以上使用している

・小学生男子に限定すると、「5時間以上」と答えた割合が約19%と、およそ5人に1人の計算となった


調査当初は、「スマホ利用が原因で学習時間や睡眠時間が減少したことが学力低下の原因」という意見もあったが、学習時間や睡眠時間と関係なく、スマホ利用時間そのものが学力に影響を与えていることも判明した。



■スマホを持っているだけで集中力はそがれる!
プッシュ型で情報が入ってくるデバイスなので、注意力を奪うことも報告されている。よって、

・机の上に置く
・ポケットに入れておく

よりも

・別室に置く


動画の視聴、ゲーム、sns,メッセージのやり取りや通話など、同時に複数のことができるため、「物理的に距離を取る」ことが解決策としてよい。

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以上です。小学生のスマホの利用時間が、約3人に2人は2時間以上という調査報告に驚きました。その分、何かが削られる。例えば、実体験という経験、友達や家族に関わる時間が減っているのではないかとも心配になります。



スマホは便利である以上、この先もなくなることはないでしょう。よって、いかに“共存する”かという視点が大事だと思っています。


■依存しないためにも、家族内でのルール化を!
海外ではSNSを一定年齢以下に禁止する法規制の動きも始まっています。酒やたばこと同じレベルの扱いで、依存度が高く、特に自己管理がまだできない小中学生には注意が必要です。



だからこそ、スマホとの付き合い方は、子どもだけでなく親子で考えるご家庭での課題と捉える。


・寝るときはスマホをリビングに置く

・22時以降はスマホを触らない

・勉強中はスマホを別室に置く

・食事中はスマホをテーブルに出さない


など、家族ルールを考えてみてください。勉強に集中できる環境作りをこの機会に見つめ直してください。




個人的に、スマホは、「使い方」と「時間」さえ気をつければ、大きな学びも得られる優れたツールだと思っています。




大切なのは、「勉強する時間」としっかり線引きをすること。スマホから距離を取って、集中するときに集中する。そのためにも、学校や塾といった“他者の目がある場”をうまく活用するのが効果的です。




スマホに“勝つ”必要はありません。いや、きっと勝てません。だから発想を変えて、“負けない仕組み”を持つことはとても大事だと感じています。





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