HOME > スク玉ブログ > 一宮西高校合格への成績推移|偏差値50から60へ伸びた実例と保護者への指導ポイント

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一宮西高校合格者の成績推移を公開|普通の子が偏差値を伸ばした実例

いつの間にスパゲッティがパスタに変わったのか知りたい さんなん です。気づけば呼び方も変わり、流行りも変わる。時代の流れって面白いですね。



でも、、、成績が上がるコツだけは、昔からそう簡単には変わらないみたいです(笑)。



さて、今日は、スク玉から「一宮西高校へ合格した生徒たちの成績推移(過去3年分)」を、男女別にまとめました。よろしければ目安にしてください。




「具体的な勉強法」や「スク玉でどんな学習・受験対策をしているのか?」については、他の記事にまとめていますので、ここでは成績がどのように伸びていったかを焦点をあてています。




なお、男女では成長曲線が異なります。伸びるスピードやタイミングが違いため、目先の数字に一喜一憂せず、長い目で見守ることが大切だと、まず伝えておきます。



≪男子≫


【成績データ見方】
この表は、一宮西校に合格した男子8名の模試の結果です。スク玉では年3回模試を実施していて、その平均を偏差値としてまとめました。


・最高:8人のうち一番よかった子。

・平均:8人の平均。

・最低:8人のうち一番低かった子。



内申は、中3の3学期の通知表です。9教科35でも、一宮西高校の合格した子がいます(もちろん当日のテストでしっかり挽回しています)。



また、この8人は全員が小学生からいたわけではなく、途中入塾の子もいます。その時点から成績を追っています。




【男子が伸び始めたスタートライン】
小5の模試(英語を除く4教科)の偏差値は、

・最高:57
・平均:54.0
・最低:51

決して特別なスタートではありません。それでも彼らは一宮西に合格しました。



「え、それならうちの子も狙えるのでは?」と思われた方。実は、この子たち全員には共通点があったのです。



【中学で伸びた子の共通点】
男子において大きな伸びのポイントは、「話をちゃんと聞けるかどうか」。これは『精神的な成長』と言い換えても良いでしょう。


・先生の言葉を素直に受け止める

・自分の頭でかみ砕く

・(文句を言いながらも)行動に移す

・何かに没頭する力がある(ゲームでも運動でもOK)



【数字に表れない力を育てる】
模試の成績は、勉強面を数値化した一側面にすぎません。スク玉が大切にしているのは、数字に出にくい土台の部分です。


・漢字は「間違い直し」だけでなく、意味調べまでノートにやる

・名文暗唱や物知り博士で言葉や知識を深める

・百マス計算や物知りカルタで友達と競う


こうした習慣が、学力の伸びしろを支えていると思っています。先ほどの表を見てもわかるように、中1から平均がグンッと上がっているのは、その証拠といえます。



≪女子≫


こちらは女子14名の成績推移です。男子に比べて、女子は小学生のうちからコツコツ課題に取り組める子が多い印象です。

・小5の平均:57.5(男子は54.0)
・小6の平均:57.4(男子は53.7)


女子は小学生のころからすでに安定感があり、全体の底上げができています。


しかし、最も低い50未満からのスタートでも、一宮西高校に合格した女の子もいました。この子は我慢の時期が長かったものの、中2の夏以降から伸びが数字に表れてきた印象が残っています。




【コツコツ型が強み】
スク玉では小学生から長く通う子も多く、

・漢字や計算の積み重ね

・暗唱や物知り博士の課題

・1週間のやること表での自己管理


こうした地道な学習をこなしていた子は、中学生になってもジワジワ力をつけ、偏差値60台を安定してキープできるようになっていきます。



さらに、女の子において小学生のうちにして磨いておきたいのが、「暗記力」と「自分で考える習慣」。単語や漢字、算数の公式、理科・社会の知識などをしっかり覚える力に加え、問題を自分なりに整理して答えを導く習慣がある子は、今は成績に表れていなくても中学でさらに伸びることが多いのです。





【真面目な評価に隠れた課題】
女の子の課題としては、

・新しい環境や友達関係で悩むと、成績にも影響がでやすい

・習い事を整理できず「全部やりたい」、「やめたくない」と迷う


といった点があります。一宮西高校に合格した生徒の中にも、決して器用なタイプばかりではありませんでした。



さらに「真面目」「コツコツ型」な子に対しても、学校の先生によっては「積極性が足りない」とみられて、内申が思ったより伸びないケースもあります。



実際に、表にある内申36で一宮西に合格した生徒がいます。学校の評価は低めでしたが、入試当日には自分の力を出し切り、100点を超える得点(110点満点)を残しました。



内申が想うように伸びなくても、最後に実力で勝負できる力をつけていれば、十分に道は開けるのです。




≪最後に≫
小学生の保護者面談では、よくこうお話します。


「小学生のうちは、成績そのものよりも 授業の受け方、テストへの準備の仕方、そして学習習慣を大切にしてください」



なぜそう伝えるのか。


それは、この成績推移を現場で見続けてきたからです。




■偏差値55を目標に
小6の時点で「偏差値55を1つの目安に」とお伝えしています。これは、偏差値そのものよりも「そこに至るまでの学習習慣」が、その後の大きな伸びを支えてくれるからです。



数字を動かすのは、勉強時間の長さや今の学力じゃありません。毎日の小さな積み重ねです。



小学生のうちに、何をどう積みあげたか、それが中学以降の成績を大きく左右するのです。






■普通の子が伸びる瞬間
実際に、偏差値50という“普通の子”が、正しい努力の積み重ねで大きく伸びる姿を何度も見てきました。偏差値60は、受験者全体の15%にあたります。つまり、そこへ到達するということは、上にいる生徒を一人ずつ追い抜いていくということです。



その上で「普通の子をしっかり伸ばす」。数字で見える部分だけではなく、数字で見えない部分にまで丁寧に取り組み方も指導する。この視点が何よりも大事だと考えています。




そして忘れていけないのは、高校合格はゴールではないということ。高校に入ってから、さらに一伸び。大学へ入ってからも、もう一伸び。




「今が成長の限界値」なんてことはありません。




逆に「目先の数字を追いかける」とそこで頭打ちになります。しっかり基礎を固めておくことで、伸びしろはどんどん増えます。




そうです。子どもの成長は、大人の想像を軽く超えていきます。親が限界なんて、決めちゃダメなんです。




スク玉の進路指導は、本人に委ねています。今回は一宮西高校に合格という結果からさかのぼって集計をしましたが、「〇〇高校が気に入った」「私立高校に行きたい」という気持ちがあれば尊重します。選択するというのは、受験の醍醐味です。




大切なのは、勉強というツールを通じて、社会に出てからも必要な力を身につけていくこと。





今は成績の数字を見て不安になることもあると思います。でも大丈夫です。子どもは思っている以上に、まだまだ伸びます。




私たちは“普通の子をきちんと伸ばす”ことを使命に、日々子どもたちを指導しています。一緒に、その成長を見守っていきましょう。





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