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高校3年生なのに...7割が"中学英語レベル止まり"の現実

真夏に、息子よりも大きな雪だるまを見かけた さんなん です。そして、このあと大雪に・・・おかげでビショビショでした。




さて、今日は「高校生の英語力って、実際どのくらい?」というリアルな話をしたいと思います。




英語力を測る検定といえば、やっぱり「英検」。高校生にとっても一番身近ですよね。




ただ、ここで知っておいて欲しいのは、お父さん・お母さん世代が受けた頃より1級分は難しくなっているということです。「昔は準2級だったレベルが、今は2級に相当する」くらいの感覚です。




文部科学省が2023年に発表したデータ(読売新聞より)では、高3生の英語力はこんな感じでした。

英検 準2級以上→48.7%

英検 2級以上 →21.2%



「おっ、半分近くの子が準2級レベルか!」と思いますよね。準2級は高校中級、2級は高校卒業レベルですから、「結構みんな頑張ってるじゃん」と見えるわけです。




でも実は、1つ「気になること」があるんです。この数字の中には「みなし合格」が含まれています。



「みなし合格」というのは、「実際に受験して合格したわけじゃないけど、先生が“この子はそれくらいの力あるんだろう”と判断した生徒」のこと。つまり、実際に受けていなくても「合格者」の中にいれてカウントされているんです。



実際の数字を分けるとこうなります。


英検 準2級以上 48.7%
→実際の合格者30.2%、みなし合格18.4%


英検 2級以上 21.2%
→実際の合格者12.4%、みなし合格8.8%



実際に準2級以上をもっているのは10人中3人程度。ひょっとすると残りの7人は高校中級レベルに届いていない可能性があります。さらに高校卒業レベルの2級となると、間違いなく合格しているのは8人に1人ほど。



これが「高校生の英語力のリアル」です。もちろん英検以外にも検定はありますから、英検を受けていない子もいます。



でもね、大学入試の共通テストの英語で80%以上取るには「英検 準1級レベル」が必要だと言われています。



このデータのように英検準2級で立ち止まっている子が多い現状では、大学受験で戦うには正直かなり厳しい。しっかり早めの準備をしていきましょう。





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