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高校生さんたちの天敵

勝負の世界でも面白いことが起こるものだと感じた さんなん です。いや~勝負は負けちゃったのですが、もう何とも言えないですね。そう、あれですよ。




藤井聡太竜王が防衛戦のおやつタイムで注文した「飲み物の栓が開けられなかった」話ね。




今の時代、栓抜きってあまり使いませんからね。本人は不器用だからって言うけど。結局、そのとき記録係をしていた松下さん(初段-藤井聡太さんと同世代)が代わりに開けてあげたそうです。何とも言えないでしょ。




うんうん、勝負は次に持ち越し!次、勝てばいいんだ!!切り替えましょう。







さて、今日は日曜日ですが高校生の勉強会がありました。




基本的に高校生は365日、毎日教室開放をしているのであまり勉強会という概念がないかもしれません。やっていることと言えば、先生がいて質問対応するぐらい。もちろん高校生は自学で勉強を進めています。





塾の方針は、基礎基本の徹底。普段は学校の定期考査対策はせず、受験に向けた勉強をコツコツ続けていくという感じですね。





しかし、定期考査前はさすがに学校の勉強もやりたいということもあり、カリキュラムを止めて自分の勉強ができるようにしています。





そんな高校生さんから、前回の中間考査でいただいたお悩み相談がこちら。





「この課題!模範解答がないんです!」





学校の先生って、生徒が自力で解けない問題を出して、いかにスマートに教えるかという人が多いのかな。特に数学、物理、化学の先生ね。これは中学生でも一緒か。





答えのないプリントを配ったり、解説を抜いてテキストが課題っていう学校も少なくないみたいです。受験生にこれやるのは、本当にやめて欲しいですよね。もう受験勉強の邪魔をしたいのかって思っちゃう。






課題を出しておいて、先生が授業で教えることで




「ふむふむ、なるほどな!」って。




これが狙いなんだろうけど。





でもね、その代わりに失うものがあるんだ。




それは「自学力」。




だって、この方法だと先生がいないと成り立たないでしょ。






自分で答えまで導くことができる優秀な高校生には悪くはないのかもしれないけど、中間層の気持ちは、




「うーん、わかんない。授業で聞けばいいか。」




って姿は想像できない?





これでは自分で学習する力が育たないよね。



そりゃーそうか。



そもそもこういう先生は「育てよう」ではなく



「教えてあげよう」というスタンスだから。



きっと分かち合うことは無理だろう。





自分で勉強したいのに、次の授業まで待つの?



それ、貴重な「時間」を奪ってないかい。






え?まだ授業で扱っていない単元までテスト範囲になってる!?




それは自分で解けって?




そりゃーないよ。






<冬期講習の募集開始(募集は小学部のみ)>





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