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HOME > スク玉ブログ > 【高校部:数学②】「部活が忙しいから勉強できない」は本当か? ~"自学力"で伸ばす子の習慣と、親ができる本当のサポート~
スク玉ブログ
【高校部:数学②】「部活が忙しいから勉強できない」は本当か? ~"自学力"で伸ばす子の習慣と、親ができる本当のサポート~
愛知県一宮市にある小中高生が通う学習塾「スクール玉野」の國立です。三兄弟の末っ子なので、さんなん です。
高校数学攻略。これは多くの高校生が悩む壁でもあります。この壁をどのように乗り越えるのか、その点を授業を通じて少しずつ言語化できたらと思います。
そもそも高校生になると、勉強に対する責任は徐々に“本人のもの”になっていきます。
中学生までは、塾や保護者がある程度「管理」してあげることも可能でした。ですが高校生になると、部活、課題、小テスト、友人関係……やることは一気に増えます。すべてに手を出すわけにもいかない。
だからこそ、これから必要なのは“自分で考え、自分で学ぶ力”、つまり「自学力」です。
今回は、「部活と勉強を両立しながら、自学で数学を伸ばす子の習慣」についてお伝えします。さらに、保護者がどんな立場で見守ればよいかについてもお話しします。
■ 自学ができる子は、学習を“止めない”
数学という教科は、“触れない日”が増えるほど、感覚がにぶります。
逆に、1日たった10分でも問題に向き合っている子は、公式や思考パターンが頭の中でつながり、定着が早くなります。
ある高校生は、次のようなルーティンを続けています。
このように、量ではなく“頻度”で自学を続けることが、成績上位者の共通点です。
■ 自学で伸びる子は「ノートの使い方」が違う
成績上位の子のノートを見せてもらうと、共通しているのが「頭で考えたことを、言葉で残している」ことです。
これらが短く書き込まれています。
ノートは「清書」ではなく、「自分の脳内の記録帳」です。
自学とは、“先生の声がなくても、自分の言葉で解決していく力”を養う営み。その訓練がノートの中で行われているのです。
高校部の数学については、毎週の小テストと一緒にノートチェックをしています。ノートを見れば、どれだけ数学に向き合ったのかがすぐわかりますからね。
■ 「今日の分からなかった1問」が自学の出発点
自学で一番大事なことは、「分からなかったことを放置しない」こと。
でも、全部の問題を完璧にしようとすると、挫折します。
だからこそ、部活で忙しい子ほど次のように取り組んでいます。
たったこれだけ。ですが、これを1週間、1ヶ月と続けられる子は、間違いなく伸びます。
■ 親がやるべきは“教えること”ではなく、“環境を整えること”
ここまでお読みになって、「とはいえ、うちの子はなかなか自分から動けなくて…」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
でも、高校生の学習指導を、親がする必要はありません。
むしろ、親がやるべきは「整えること」と「見守ること」です。
✔ 整えること
✔ 見守ること
親があえて「見守る」姿勢を貫くことで、お子さんは徐々に「自分で立ち上がる力」を身につけていきます。
■ 習慣は“長く・ゆるく・でも絶えず”
学年上位の子は、毎日5時間勉強しているわけではありません。
実際、部活で疲れて帰ってきて、勉強時間は30分だけ……という日も多いです。でも、その30分を「考えた30分」にしているかどうかが、1ヶ月、1年後に大きな差となって現れるのです。
「勉強していないわけじゃない。でも伸びない」と感じているなら、まずは“毎日数学に触れる時間”を作ることから始めてみてください。
■ まとめ
高校数学は、やらされて伸びるものではありません。短期間で、グルグル反復することで定着が狙えます。
自分の中で問いを立て、自分で探し、自分で整理することで、初めて「数学ができる自分」に近づいていきます。
それを支えるのが、保護者の「静かな応援」と「安心できる環境」。
親が先に手を出すのではなく、“我が子が動き出せる土台”を整えておくこと。これこそが、もっとも効果的な家庭でのサポートです。
次回は、「数学③:独学で数学を進めるときに気をつけたい落とし穴」についてお話しします。
<関連ブログ>
数学➀:数学は「白チャート」から始めよう!数学が苦手な子も得意になる"5つの方法”
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高校数学攻略。これは多くの高校生が悩む壁でもあります。この壁をどのように乗り越えるのか、その点を授業を通じて少しずつ言語化できたらと思います。
そもそも高校生になると、勉強に対する責任は徐々に“本人のもの”になっていきます。
中学生までは、塾や保護者がある程度「管理」してあげることも可能でした。ですが高校生になると、部活、課題、小テスト、友人関係……やることは一気に増えます。すべてに手を出すわけにもいかない。
だからこそ、これから必要なのは“自分で考え、自分で学ぶ力”、つまり「自学力」です。
今回は、「部活と勉強を両立しながら、自学で数学を伸ばす子の習慣」についてお伝えします。さらに、保護者がどんな立場で見守ればよいかについてもお話しします。
■ 自学ができる子は、学習を“止めない”
数学という教科は、“触れない日”が増えるほど、感覚がにぶります。
逆に、1日たった10分でも問題に向き合っている子は、公式や思考パターンが頭の中でつながり、定着が早くなります。
ある高校生は、次のようなルーティンを続けています。
- 朝の通学電車で白チャートの例題を1つ読む
- 授業中の気づきを小さなメモに残しておき、帰宅後に確認
- テスト1週間前からは「間違えた問題だけ」再トライ
このように、量ではなく“頻度”で自学を続けることが、成績上位者の共通点です。
■ 自学で伸びる子は「ノートの使い方」が違う
成績上位の子のノートを見せてもらうと、共通しているのが「頭で考えたことを、言葉で残している」ことです。
- なぜその式を立てたのか?
- どこでつまずいたのか?
- 自分ならどこを先に確認するか?
これらが短く書き込まれています。
ノートは「清書」ではなく、「自分の脳内の記録帳」です。
自学とは、“先生の声がなくても、自分の言葉で解決していく力”を養う営み。その訓練がノートの中で行われているのです。
高校部の数学については、毎週の小テストと一緒にノートチェックをしています。ノートを見れば、どれだけ数学に向き合ったのかがすぐわかりますからね。
■ 「今日の分からなかった1問」が自学の出発点
自学で一番大事なことは、「分からなかったことを放置しない」こと。
でも、全部の問題を完璧にしようとすると、挫折します。
だからこそ、部活で忙しい子ほど次のように取り組んでいます。
- 授業で扱った問題の中から、「今日はこれが難しかった」という1問だけを選ぶ
- それを、翌日もう一度自分で説明できるか確認する
- できなければ、白チャートで類題を探して再確認
たったこれだけ。ですが、これを1週間、1ヶ月と続けられる子は、間違いなく伸びます。
■ 親がやるべきは“教えること”ではなく、“環境を整えること”
ここまでお読みになって、「とはいえ、うちの子はなかなか自分から動けなくて…」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
でも、高校生の学習指導を、親がする必要はありません。
むしろ、親がやるべきは「整えること」と「見守ること」です。
✔ 整えること
- 勉強に集中できる 時間と場所を確保する
- 夜型にならないよう、生活リズムを安定させる
- テスト前に焦って教材を探さないよう、必要な参考書・動画などの情報を収集しておく
✔ 見守ること
- 「勉強したの?」「ちゃんとやりなさい」と言う代わりに、“今の数学、どんな内容?”と問いかける
- 本人がスランプになった時に、サッと動けるように内側で情報を蓄えておく
親があえて「見守る」姿勢を貫くことで、お子さんは徐々に「自分で立ち上がる力」を身につけていきます。
■ 習慣は“長く・ゆるく・でも絶えず”
学年上位の子は、毎日5時間勉強しているわけではありません。
実際、部活で疲れて帰ってきて、勉強時間は30分だけ……という日も多いです。でも、その30分を「考えた30分」にしているかどうかが、1ヶ月、1年後に大きな差となって現れるのです。
「勉強していないわけじゃない。でも伸びない」と感じているなら、まずは“毎日数学に触れる時間”を作ることから始めてみてください。
■ まとめ
高校数学は、やらされて伸びるものではありません。短期間で、グルグル反復することで定着が狙えます。
自分の中で問いを立て、自分で探し、自分で整理することで、初めて「数学ができる自分」に近づいていきます。
それを支えるのが、保護者の「静かな応援」と「安心できる環境」。
親が先に手を出すのではなく、“我が子が動き出せる土台”を整えておくこと。これこそが、もっとも効果的な家庭でのサポートです。
次回は、「数学③:独学で数学を進めるときに気をつけたい落とし穴」についてお話しします。
<関連ブログ>
数学➀:数学は「白チャート」から始めよう!数学が苦手な子も得意になる"5つの方法”
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2025年6月18日 09:33