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勉強と習い事は両立させることを当たり前にする

小学生の時の習い事は、そろばんとスイミング さんなん です。今ほど習い事ビッシリと言う時代でなかったのもありますが、「ケジメをつけなさーーーい」とよく怒られた記憶から時間の使い方は上手ではなかったと思います。
 
 


今日は、そんな時間管理のお話です。ぜひ、最後までお付き合いください。 
 

■時間の感覚は体に覚えさせる
高校生は忙しい、これはよく聞く話です。高3にもなれば月に1度の模試があり、土日も含めた勉強漬けの毎日が続くことになります。



では、高1・高2はというと、これもまたハードな毎日を送っているとのこと。定期考査は10科目以上もあり、テストが4日~5日も続き、範囲も中学より倍以上も広いです。部活も大会の日程に合わせてありますので、テスト前でも休みにならないのが一般的です。高校生になると、勉強と部活の両立のご相談が多いです。
 


じゃあ中学生はというと、これが思った以上に忙しい。例えば1学期では毎年5月中旬に中間テストが終わり、一息つく間もなく6月末には期末テストが待っています。今年は異例ですが、すでに1学期の予定が発表されている一宮市の2つの中学校のスケジュールをまとめてみました。


(↑ある中学校、スケジュール表)
 

中間テストに代わって実力テストが6月10日にあるようです。もう来週ですね。学校の授業はまだあまり進んでいないようです(昨年度の未履修単元からスタート)。この学校は、期末テストが7月13日と14日にあるそうです。その間の期間は、22日間です。



スク玉では2週間前からテスト対策期間に入る予定なので、実質10日間ほどしか塾の勉強ができません。しかし、すでに期末テストの範囲は完了済みなので、慌てて先に進む必要はなさそうです。全集中、復習の極み。



この22日間は短く見えますが、毎年ほとんど同じです。しかも、期末テストの範囲は中間テスト以上の出題範囲が課されるので、この時期の授業はとっても早く進むのが普通といえます。気になることは、漢検の対策と実力テストが重なり、延期した英検の対策も期末テストの勉強と重なりそうです。7月18日に市大会と予定表には記載してありましたが、これが事実だとするとテスト対策、検定対策に加えて、部活も並行して動いていく必要がありますね。



こう見ると何か1つに集中することは難しく、同時進行で物事を進める計画性と実行力が必要なのがお判りだと思います。




次は、もう一つの中学校のスケジュールです。同じ一宮市内の中学校です。さきほどの日程が異なることから、学校ごとに日程を決定しているようですね。こちらも確認してみましょう。


(↑ある中学校、スケジュール表)

こちらも中間テストという名前ではなく、平常テストと記載してありました。日時は6月26日です。そして、期末テストは予想通りの連休前の7月20日と21日に予定されていました。カレンダーを見てお分かりの通り、平常テストと期末テストの間はわずか15日間しかありません。



平常テストの返却など考えると、実質2週間も授業はないかもしれません。しかし、国語や英語は教科書20ページ程度、理科社会は教科書30~40ページは少なくとも進みます。中3生にとってはこの2回のテストで1学期の評定がつきますので、平日の夜と土日を含めた勉強時間の確保は当たり前として自分で理解を深める「ジガク」の力がないと大きな差になるような予感がします。この英検の日程が、テスト直前っていうのも気になります。どっちか捨てますか?




■勉強と習い事は両立させることを当たり前にする
高校生、中学生の日程を見ていただきましたが、私が言いたいことは時間の管理についてです。



中学生になってからこういったスケジュールを実践しながら慣れる。確かにそれもよいでしょう。しかし、その場合は成績向上はあきらめてください。成績って授業を受けただけでは伸びません。また問題を1周り解いただけでも、成績は伸びません。できないことをできるようにする、その演習の時に成績は伸びるのですから。



また、親が我が子の時間を管理してるご家庭も一緒です。本人が自己管理できないうちは、やはり成績は伸びてきません。得手不得手が人によって違う以上、自分で自分の勉強を把握していないと点数には反映されません。そもそも学校のテストがいつあるか、検定がいつあるか、自分のやりたいことだけ見て、やるべきことが見えていない中学生は本当に多いです。



スク玉は小学生、中学生、高校生も「やること表」という学習計画を立てています。中3生や高校生の生徒には、個別に本人と相談して受験対策を考えます。そうすると予定表についていける生徒と自己都合で予定表を変えてしまう生徒に分かれていきます。




だから、私は小学生の内から、予定表についていく習慣を大事にして欲しいと思っています。よく、私は『小5までには習い事は整理して、勉強時間を確保すべき』ということを普段から保護者の方に伝えています。これは「整理すべき」ということです。



今どきの小学生は習い事を6~7つしていることも珍しくなく、平均して1日1つなんらか習い事にでかけるそうです。この状態で勉強にじっくり時間を掛けることはできません。



たしかに小4まではどの習い事に興味があるのかわかりませんので、あれこれ手を出すのは反対ではありません。しかし、小5からは勉強内容が難しくなるので、習い事を1~2つに集中して勉強時間の確保もして欲しいというのが私の提案なのです。
 


そして、小学生の内からキチッと予定表を見ながら勉強すること。最初はアップアップの状態の生徒が多いですが、次第に時間の使い方が上手になるものです。



慣れるまでは点数は上がってきませんが、慣れてくると今度は塾の確認テストの点数と学校のテストの得点が上がってきます。それらが安定してくると、今度は模試でも得点が取れるように変わってきます。小学生は部活がありませんので、半年もすれば慣れてくる生徒が大半です。それでも半年はかかるのが現状です。




先ほどの中学生のスケジュールを見てわかる通り、中学生になると勉強だけに集中できる時間がとれない時期があります。部活もある、検定もある、テスト範囲は広い。遊びたいし、たくさん寝たい。私も、たくさん寝たい。それ、良くわかる。




毎年、中間テストと期末テストの間に、頑張るけど頭がついてこない、肉体的に疲れて頑張れないという生徒がいます。その根本はどこかな~と思うと、やっぱりその解の1つは小学生の時の経験値だと考えています。



小学生の内から勉強と習い事は両立させることを当たり前にする。習い事が忙しくても、やるべき勉強はやる。
(習い事でなくても、お手伝いでもよい)



習い事の理想は、親がやらせたいこと+本人がやりたいこと。これがバランス的にはいいと思います。ちなみに小学生から5教科の勉強がキチっとできているならば、もう1~2つ習い事や学ばせることを増やすのは反対しません。
 


小学生の内から勉強と習い事との両立ができる子は、中学生になったときに学校行事や部活があっても勉強量が落ちてこない傾向にあります。反対に、中間テストや期末テストで得点が大きく上下する生徒は、そういった時間管理の経験が浅いのかなとも感じています。中3生になるまでに、経験値を積み重ねておいてくださいね。




それでは今日はここまでです。今日は中学生のスケジュールを元に、さりげなく「エンジンかけろよ~」という中高生へのエールとともに、小学生の内から勉強と習い事は両立させることをおススメするという話をお届けしました。



まずは「やること表」に喰らいついていけ!!!
勉強のスタートはそこからです。



それでは、また明日(*^^)v。ちなみに私が習いたいことは、ダンスですね。なんせ手と足が一緒にしか動きません。私のひどいリズム感をなんとかしてください、せんせい( ゚Д゚)!!







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