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2020年「庚子(かのえ・ね)」の年。

明けましておめでとうございます。熱も下がり、体調が良くなった さんなん です。午前中に、一宮市の真清田神社に初詣に行ってきました。そして、首からぶら下げる「合格お守り」も買ってきました。今年の受験生は42名。全員の第一志望校合格をお願いしてきました。




■今年の干支(えと)
さて、今年の干支は「子(ねずみ)年」ですね。
 
干支は「十二支」という言い方もします。しかし、この十二支と干支は本来違うものです。十二支は12で1つの周期としています。一般に使っている「干支」といえば、この十二支のことを言う場合が多いです。
 

しかし、本来の干支は「十二支」と「十干(じっかん)」を組み合わせたものです。十干は10で1つの周期としています。この十干の10と十二支の12を組み合わせていくと、最小公倍数で60になるので、干支は60で一回りになるのです。
 

60歳を迎えるときに「還暦(かんれき)」って言葉を聞いたことはありませんか?これは生まれた時の干支が一周した記念に、長寿をお祝いするもの。漢字を見ても「暦(こよみ)」が「還る(かえる)」とありますが、干支が一回りして戻ったことを指すんですね。


これらを踏まえると、2020年の正しい干支は、十干が「庚(かのえ)」、十二支が「子(ねずみ)」ですので、「庚子(かのえ・ね)」となります。この組み合わせは、「相生」と言い、相性のいい組み合わせと言われています。少しだけですが、なんだかか期待できそうな年と言えそうです。

 





■庚(かのえ)と子(ね)の意味
十干や十二支の文字は、ともに植物の成長段階を表しているそうです。庚(かのえ)は「成長が終わった状態」を指します。子(ね)は「まだ種の状態。その中で芽が出始めようとしている時期」です。
 
まとめると「庚子(かのえ・ね)」は、「変化が生まれる状態」「新たな生命が兆し始める」ということになります。『新しいことにチャレンジするのに適した年』とも言えますね。


全く0(ゼロ)からのスタートが難しい場合、今までのことを改めるというとらえ方もできそうです。将来を見つめた計画を作る時期、それが2020年の庚子(かのえ・ね)の年と言えるのではないでしょうか。





■最後に
いかがだったでしょうか。私は子供の頃は、このような教養というのか、小難しい話が苦手でした。正直、どうでもいいって思っていました。それでも大人になると、こういった昔の人の考え方というか、文化と言えばいいのか、嫌いじゃないんです。


「故(ふる)きを温(たず)ねて、新しきを知る」
これは孔子の言葉ですね。古い事柄を復習しながら、新しい知識や道理を見つけること。勉強が新しいものを知るということだとすれば、こういった教養だって勉強です。身近な生活からでも勉強はできる、そういうことですね。


願わくば、スク玉生さんたちが受験知識だけ丸暗記という頭でっかちにならず、勉強を通じて幅広い知識と教養とスキルを学んでいただけたらと思います。



2020年、庚子(かのえ・ね)の年。本年もスクール玉野を宜しくお願い致します。今年も皆様にとって、良い年でありますように。



(2020年1月1日 真清田神社)


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