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スク玉小学部11月の暗唱課題「春望」「枕草子（冬）」

ニュースレターの原稿を書いていてブログ時間が取れていない　さんなん　です。毎年この時期に「受験のリアル」として、近隣の公立高校の受験結果の集計と分析をまとめています。

そちらはようやく完成したのですが、その分ブログが滞ってしまいました。またブログ更新も頑張っていきます。

さて、スク玉小学部の11月の暗唱課題です。

春望（杜甫）

国破(やぶ)れて　山河(さんが)あり
城(しろ)春(はる)にして　草木(そうもく)深し
時に感じては　花にも涙を濺(そそ)ぎ
別れを恨(うら)んでは　鳥にも心を驚(おどろ)かす
烽火(ほうか)　三月(さんげつ)に連(つら)なり
家書(かしょ)　万金(ばんきん)に抵(あ)たる
白頭(はくとう)掻(か)けば　更(さら)に短く
渾(す)べて　簪(しん)に勝(た)へ(（え）)ざらんと欲す

杜甫の「人生の憂いと悲しみ」をテーマにした作品と言われています。今月はこの名文を暗唱しました。

小学生は文法は扱いません。まずは昔の言葉に触れて、馴染むことを目的としています。意味まで一緒に学んでもらえたらと思っています。

枕草子（清少納言）

冬はつとめて。雪の降りたるは言ふ(（う）)べきにもあらず、霜(しも)のいと白きも、またさらでもいと寒きに、火などいそぎおこして、炭(すみ)もて渡るもいとつきづきし。昼(ひる)になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶(ひおけ)の火も白き灰がちになりてわろし。

枕草子もいよいよ最後の冬まできました。「徒然草」「方丈記」と並んで日本三大随筆の１つに数えられている「枕草子」。平安時代に清少納言自身がした体験や考えを思うままに書かれたもの。清少納言の「をかし」をご堪能ください。

＜冬祭りイベント＞
12月20日～1月9日　小中高　冬期講習2023
12月22日(金)午後　玉野校)アートなクリスマスカードを作ろう
12月25日(月)午後　篭屋校)スタンプラリー
12月29日(金)午前　小学部実力テスト
12月29日(金)　　　高１、高２模擬テスト９ｔｏ９
12月29日(金)　　　中１、中２全県模試
12月30日(土)午前　玉野校「将棋大会」名人戦＆ピザ
12月30日(土)午前中３全県模試
12月30日(土)午後　中３＋希望者　大掃除
１月５日(金)午前　　小学部ＷＪＣ（スク玉コース生）

※イベント詳細はブログまたは冬期ガイドブックをご確認ください。

《小学部》
2024年１月～新学年度の募集開始　春期より新学年の勉強を始めます！