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全県模試をどう判断するか!?3つの注意点はこれ。

さんなんです。一気に問い合わせが増えて、ありがたい悲鳴を上げております。塾屋の同業者に言われたのですが、「小学生の時に偏差値50を下回ってる生徒を、よく国公立大学に合格まで引き上げたね」って。「正しい勉強」で「継続する」これが大事なことだと思います。



さて、中学生さんたちに全県模試を返却しております。そこで、今日は全県模試の成績を見るときの注意点を3つお伝えします。



注意点①
模試は現在の位置を確認するもの

注意点②
模試の結果を次にどうつなげるか

注意点③
偏差値を当てにしてはいけない

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注意点①
模試は現在の位置を確認するもの


模試を受験する目的は、
「基準」=今いる自分の位置 を知ることです。



どこかへ行きたい。それをゴールとしましょう。でも、今いる地点がわからければ、右へ行けばよいのか、左に行けばよいのかも分かりません。受験勉強も同じで、今いる自分の位置を知ることは重要です。


県内最大の規模と幅広い学力層が受けているのが、この『愛知全県模試』です。だからこそ、客観的に今の現在地を知ることができます(下のリンクに公立高校と私立高校の偏差値目安があります。ご参考にどうぞ)。

 
学校のテストと比較すると問題は難しいかもしれませんが、これが受験においての普通です。学校のテストでいつも80点以上取っていても、模試になると得点が取れない生徒もいます。学校のテストは「出題範囲が限られるため、やった分だけ点が取れるもの」、模試は「受験で自分がどれだけ得点が取れるかを測るもの」だと思っておいてください。




注意点2
模試の結果を次にどうつなげるか

「どの単元で点数が取れているのか。どの単元で点数を落としているのか。」


これを自分で把握しておくことが、結果以上に大切なことです。点数を落としている単元を克服(知識の確認→演習→間違い直し(理解)→解けるか確認)することが合格への近道です。


得点だけを見るのではなく、こういった分析を自分で確認しておくということはできているか??ぜひ、我が子に確認してあげてください。


成績表の2枚目に、科目別の得点率が載っています。こちらを分析してください。




受験生になったとき、「先生、歴史が苦手です。」というAくん。「歴史だと、平安時代と江戸時代が特に知識足りてないんだよね」というBくん。


Aくんのような漠然とした苦手の子は伸びません。この子はきっと時代が順番に言えません。自分がどの時代の勉強をしているかすら、普段から意識していないと思います。
 
 
反対に、Bくんのように自分の弱点を知っている方が、受験では伸びやすい。こういったことは積み重ねですので、中1生から注意して欲しいことです。受験生になるまでには、これができるようにさせたいですね。面談で対話するときにも、一緒に見て考えさせることもしています。




注意点3
偏差値を当てにしてはいけない

ここ3年ぐらい『偏差値が上がり過ぎじゃね!?』問題が浮上しています。


中2、中3になると問題も難しくなるので、苦手科目がある子が増えます。特に理科ですね。平均点が下がると偏差値が取りやすくなります。こんな構図があるので、単に偏差値の値は注意が必要です。
 

偏差値70以上を取って悪いことはありません。学校の偏差値はもちろんですが、模試の偏差値も決して鵜呑みにしないこと。確かに偏差値はわかりやすい、でも目安程度と考えて下さい。


偏差値を見なさい(*´▽`*)

偏差値は参考程度、当てにしてはダメ\(゜ロ\)(/ロ゜)/

みるのかい、みんのかい、どっちなんじゃい。


成績は上がったり下がったりするもの。たとえ前回より数値が下がったとしても、今の勉強法が正しい生徒であれば私は気にしません。客観的に今の成績を分析するために模試があります。決して点数だけみて右往左往しないことが伝わればと思います。




■武器をつくれ
模試で80点以上を取れる科目はありますか。

自分はどの科目で得点を取るのか。その科目があるか、ないか。これはとても大切なことであり、受験において戦略を練る上で重要になります。


5教科まんべんなく勉強することは当たり前ですが、勉強を続けていくと得意不得意は必ず出てきます。得意なものはとことん伸ばし、苦手そうであれば苦手なりに頑張る。高校受験は5教科総合点で、傾斜配点はありません。何か1つ、2つは武器を作ること。それが大事です。


それでは今日はここまでです。今日は全県模試の成績をみるときに注意する点を3つお伝えしました。「模試は現在地の確認」、「模試をどう次につなげるか」、「偏差値は参考程度」ということでした。成績は1年間の推移でみてください。下がっているようなら何か改善が必要、反対に上がっているようなら何が良かったのかを考えさせてみてください。それでは、また明日(*^^)v。



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