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爆裂会「0の逆数っていくつ?」

オンラインで授業に参加していた さんなん です。すでに無事に現場に復活しております。大変ご迷惑をおかけしました。



1月4日(水)~6日(金)は爆裂会がありました。2学期の定期テストで370点未満だった生徒対象の補習授業です。



学校の定期テストを再度解き直すという授業ですが、本当の目的は「間違い直しの仕方」にあります。



中1数学の1学期に習う「逆数」の問題で、



「0の逆数っていくつかわかる?」そんな話をしました。



大半の生徒は「0」って答えていましたね。


それ正解とちゃうで。





例えば、


ー5の逆数は ー1/5 


2/3の逆数は 3/2 


これは皆できるんです。




でも、0の逆数は 0じゃないよね。




「逆数」は単純に作業として分母と分子をひっくり返すって覚え方をしてるとこういったミスが発生するのです。




そもそも逆数とはなんぞや?



(ある数)と(ある数の逆数)の積は1になる



つまり掛け算して1になる数のことを逆数というんです。もちろんこれは教科書にも載っています。




だから「0の逆数」は



「ない」が答え。0に何をかけても1にはなりませんからね。



たまに定期テストでも出題される有名な問題ですよ。





ちゃんと原理・原則まで考えて解き直すこと。これが勉強の本質なんじゃないっていう話をしました。



また、爆裂会に参加するメンバーってこういった本質を捉える練習こそ必要なんだと思っています。




だからね、どの教科も単に問題をたくさん解けばいいっていう発想は、半分は正解だけど半分は不正解なんです。ちゃんと本質を考えて解いて、間違い直しをしないと効果は薄くなります。



学校でも習っていることなので、授業中に伝えることというよりも間違えた時にしっかり確認する。スク玉はこのスタンスでいます。



爆裂会はとにかく間違い直しの3日間。学校の定期テストを優先に、年末の全県模試も本質を意識して直しをしよう。学校の冬休みの課題も同様に。そんなことを伝えました。



伝えただけで実行に移す生徒は少ないのでチェックは入れながらですが、少しずつ浸透していって欲しいと思っています。



スク玉は「量」は他塾より少ないですが、「勉強時間」が長いのはこういった理由があります。



来年度の中学部の週4日に変更というのも、こういった本質を捉える授業とそれを伝えていく時間の確保が理由の1つでもあります。







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