小学生実力テストの成績から、我が子の現在地の確認を！

小学生の成績はオール３の　さんなん　です。いや、図工だけ２だったような。もちろん当時は５段階評価でしたけどね。数学ができるようになったのは、中２以降ですからね。それまでは成績は、中の中で普通でした。


さて、小学生の実力テストが届きました。本日より返却していきますね。お手元に届きましたら、ぜひ我が子の現在地を確認してください。
 

■この地域の普通の小学生の偏差値は45前後
まず大前提として、残念ながらこの地域の小学生の偏差値平均は４５前後です。まず、この現実を受け止めてください。


先日の保護者面談でも「今の学校教育ってどこが悪いのでしょうか」と聞かれたのですが、私個人の意見としては学力格差が根本的な原因”だと思っています。


(参考：とある学年の一宮市の中学生さんたちの英語成績分布表）

上の成績分布表を見ていただいてお分かりの通り、現在の学力格差は『三つコブ世代』と言われています。以前は『二つコブ』が一般的だったのですが、今の中学生さんたちの成績はこんな状態になっています。


こんな学力バラバラでは、一斉授業は成り立つはずもありません。しかし、どうしても公立の小学校は皆に平等に授業をするのがルールなので、そりゃ先生も大変なわけです。


これが今の学校で起きてる問題で、下の層が多いと授業そのものが進まないという悪循環となるわけです。この地域ではまさにこれが該当します。だから地元の小学生は、ご家庭で必要以上に勉強をやっていないと模試偏差値50以上が取れるわけはないのです。



■小学生の目標は４科平均偏差値55以上
普通の子の偏差値は45、それをスク玉は小学生にいる間中に55を目指したい。少なくとも偏差値50が取れる科目を２つ、３つは取って欲しいと思っています。正直、偏差値を＋１０するだなんて大変なんです。
 
それでも、春、夏、冬の模試で
①国語・算数　４５以上
➁国語・算数　５０以上
③国語・算数　５５以上＋理科・社会５０以上
④国語・算数・理科・社会　５５以上
このステージをステップアップして欲しいです。①の生徒は、②を目標に。②の生徒は、③を目標にしてください。④の生徒は、普段の勉強のレベルを上げましょうね。
 

小学生は模試の偏差値だけ見るのではなく、漢検・ことわざ、算数、理科、社会、物知り博士での得点率も大事にしてください。得点率は、全部80％以上を目指しましょう。80％以上が取れる勉強をしましょ。この積み重ねが、結果として偏差値を上げていくことに繋がります。
 
 
与えられたテストで50％しか取れない勉強をしててはダメです。まずは質を高める必要があります。また、１回で覚えれる人がいれば、３回やったら覚えれる人がいます。理科は２回で頭に入るのに、社会は２回では覚えれない場合もあります。質を高めてから、今度は反復練習してください。
 
 
人によって、科目によって、勉強法は変わります。その練習が小学生のうちにしておくことです。決してたくさん問題集をやるのは中学生からで、まずは与えられてた問題集の得点率を上げる勉強を意識してくださいね。


それでは今日はここまでです。成績も数値だけみるのではなく、推移を見守ってあげてください。数値が良ければ継続を、悪ければ改善を。少しずつ良い方に変えていきましょう。また、明日(*^^)v。






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